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【銘柄フラッシュ】神栄や富士急行が値を飛ばしサントリー食品は連日高値
9日後場は、1ドル101円台の円安基調に戻ったため、トヨタ自動車 <7203> が一段ジリ高の2.6%高となり小幅だが戻り高値を更新し、中国株が底堅いため新日鐵住金 <5401> は2.5%高。10日開催の日銀の金融政策決定会合に期待が強まり、三井不動産 <8801> の3.7%高、三菱倉庫 <9301> の4.1%高、東武鉄道 <9001> の2.1%戻り高値、図書印刷 <7913> の19.3%高など、土地持ち・含み資産株が活況高。猛暑関連では、上場5日目のサントリー食品インターナショナル <2587> は3.1%高となり7月3日の上場翌日から毎日高値更新。また、電力消費の増加が原発再稼働期待に上乗せされる形で東京電力 <9501> は売買代金、出来高とも昨日に続いてトップとなり6.4%高。
軽量株物色も活発で、亀田製菓 <2220> はTPP交渉参加に期待を込めて2.6%高の戻り高値。アウンコンサルティング <2459> (東マ)は黒字化観測を手掛かりに35.9%ストップ高、日本一ソフトウェア <3851> (JQS)は海外向け好調との見方あり17.9%ストップ高。
富士急行 <9010> は鉄道株の含み資産評価に加えて富士山の世界遺産登録の効果を見直す動きが再燃とされて3.9%高の戻り高値。
東証1部の値上がり率1位は神栄 <3004> の32.5%高となり仕手色の強い低位株で設立が古いため含み資産に期待があるようで一気に戻り高値、2位は図書印刷 <7913> の19.3%高、3位は東京製鐵 <5423> の14.4%高となりメガバンク系証券の投資判断がいわれて戻り高値、4位はクリエイトSDホールディングス <3148> の11.3%高となり業績好調の観測報道を好感し戻り高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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