【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ワークマンは戻り高値圏で頑強、好業績で次は年初来高値奪回早そう、好狙い場

2013年7月5日 09:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ワークマン<7564>(JQS)は戻り高値圏で堅調に値を固めている。4日(木)は40円高の3590円と6月ボトムから13%高い水準にある。今期(14年3月期)好業績見通しを評価して、5月の年初来高値を試す動きが期待されるだろう。

 ワーキングウェアや作業関連用品などの大型専門店チェーンをFC中心に展開し、他社との差別化戦略としてEDLP商品を強化している。前期(13年3月期)末の店舗数はFC591店舗、直営119店舗の合計710店舗である。

 今期の業績(非連結)見通しはチェーン全店売上高の前期比6.0%増、既存店売上高の同3.8%増を前提として、営業総収入が同5.8%増の476億90百万円、営業利益が同8.2%増の80億円、経常利益が同7.4%増の90億60百万円、純利益が同6.9%増の53億90百万円としている。新規出店25店舗、S&B2店舗として出店エリアも拡大する。新規出店効果や既存店の好調で増収増益が期待されるだろう。

 月次売上高(FC店と直営店の店舗売上高の合計、前年比、速報値)を見ると、13年6月は全店109.2%、既存店103.1%だった。既存店は2ヶ月連続のプラスだった。平年よりも気温の高い日が続いたことで夏物衣料や防署小物類が好調だった。13年4月~6月累計は全店105.4%、既存店103.1%と好調に推移している。なお第1四半期(4月~6月)の新規出店5店舗、閉店0店舗で、6月末合計店舗数は715店舗となった。

 株価の動きを見ると、6月7日の安値3165円を割り込まず、6月27日の直近安値3235円から反発した。7月4日には3590円まで戻して5月21日の年初来高値3970円に接近している。調整が一巡して出直りの動きが本格化しているようだ。

 7月4日の終値3590円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS264円20銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間75円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績のBPS1754円22銭で算出)は2.0倍近辺である。

 日足チャートで見ると下値を切り上げて25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって反発している。強基調に回帰して出直り本格化の動きだろう。今期好業績見通しを評価して5月の高値を試す動きが期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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