【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツ株価は参院選公示でモミ合い上放れの公算、選挙関連で有望、高値更新も

2013年7月4日 09:32

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 パイプドビッツ<3831>(東マ)の株価は堅調に推移している。参院選が接近して動意付く可能性があるだろう。

 情報資産プラットフォーム「スパイラル」を主力として、データ管理などのクラウドサービスを提供している。アイドルグループAKB48の選抜総選挙を手掛けているうえに、政治・選挙プラットフォーム「政治山」を運営して有権者意識調査サービス「政治山リサーチ」を実施しているため、ネット選挙関連が材料視される。

 今期(14年2月期)の連結業績見通しは売上高が30億円、営業利益が7億円、経常利益が7億円、純利益が4億20百万円としている。前期の非連結業績との比較で見ると34.2%増収、2.1倍営業増益となる。7月1日に発表した第1四半期(3月~5月)は売上高が6億02百万円、営業利益が1億10百万円で通期予想に対する進捗率は低水準だが、有効アカウント数(6カ月以上継続使用)が増加基調であり達成は可能だろう。

 情報資産プラットフォーム事業では「スパイラル」の新バージョン投入効果に加えて、有権者意識調査サービス「政治山リサーチ」や会計クラウドサービス「ネットde会計」「ネットde青色申告」なども寄与する。ネット選挙関連では、デジタルハーツ<3620>との協業による新サービス「政治山ネットセキュリティ・サイバーセキュリティ診断」の寄与も期待されるだろう。

 なお7月1日に立会外分売を発表している。分売予定株式数23万株、分売予定期間7月9日~12日で、分売価格は分売実施日の前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する。

 株価の動きを見ると、5月15日の年初来高値4440円から反落後は概ね3000円~4000円近辺でのボックス展開となっている。ただし足元では下値を切り上げている。参院選投開票日の7月21日が接近して、ネット選挙関連があらためて材料視されているようだ。

 7月3日の終値3635円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS55円52銭で算出)は65倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は0.5%近辺、実績PBR(非連結ベースの前期実績BPS228円91銭で算出)は16倍近辺である。

 週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって強基調を維持している。今期好業績見通しやネット選挙関連というテーマ性が支援材料であり、ボックスレンジを上放れて5月高値を抜く可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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