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3日の中国本土市場概況:4日ぶり反落、銀行の業績悪化懸念などが圧迫材料
記事提供元:フィスコ
*17:04JST 3日の中国本土市場概況:4日ぶり反落、銀行の業績悪化懸念などが圧迫材料
3日の中国本土市場は4営業日ぶりの反落。上海総合指数は前日比12.29ポイント安(-0.61%)の1994.27、深セン成分指数は同65.10ポイント安(-0.84%)の7703.74で取引を終えた。中盤に下値を模索する展開を示したが、その後は下げ幅を縮小させた。
連日の上昇で目先の高値警戒感が強まったほか、銀行や証券業界の業績悪化観測が圧迫材料。また、不動産バブル懸念の再燃も金融不安を再び強めたもよう。米調査会社によると、世界で最も住宅価格が高い都市トップ10のうち、中国(香港を含む)が7都市を占めたという。なお、金融商品のうち、多くは不動産業界に関連しているため、不動産価格が急落した場合、中国版金融危機が発生する可能性があると警戒されている。
このほか、株式市場からの資金流出懸念が高まっていることも相場の重し。一時停止されていた国債先物取引の再開が承認されたと報じられた。また、新興国からの外資引き揚げが中国とロシアに集中していることも報告されている。
一方、終盤に食品やヘルスケア、ソフト、通信などの一角に買い戻しが広がった。金融不安による影響が少ない上、需要の増加観測などが支援材料。中国の国内メディアによると、政府は約100億元(約1600億円)を投入し、粉ミルク業界の再編を加速させる方針だという。また、医療改革やスマートシティの整備も加速されると期待されている。《KO》
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