【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソーバル株価が本格出直り、第1四半期好調、利益進捗率高い、4ケタも視野

2013年7月3日 09:37

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ソフト開発技術者派遣のソーバル<2186>(JQS)は株価の出直りが本格化してきた。今期(14年2月期)好業績見通しを評価して5月の高値を試す展開が期待される。

 ソフト開発技術者分野の特定派遣事業と業務請負事業を展開している。前期の顧客別構成比は、キヤノン<7751>グループ向けが約7割を占め、ソニー<6758>グループ向け、富士通<6702>グループ向け、NTT<9432>グループ向けと続き、優良な大口顧客を抱えていることが特徴だ。さらに12年9月には、オムロン<6645>向けを主力とするモバイルコンピューティングテクノロジーズ(現MCTEC)を子会社化するなど、M&Aを活用して顧客の多様化も進めている。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比4.1%増の67億円、営業利益が同7.2%増の4億90百万円、経常利益が同5.6%増の4億90百万円、純利益が同7.3%増の2億65百万円としている。MCTECの通期寄与に加えて、主要顧客向けの組み込み用ソフトウェア開発などの派遣需要が好調に推移する見込みだ。

 6月28日に発表した第1四半期(3月~5月)の連結業績は、医療関連の新規受注なども寄与して前年同期比0.6%増収、同20.6%営業増益、同20.7%経常増益、同27.2%最終増益だった。通期予想に対する進捗率は売上高が23.8%、営業利益が32.0%、経常利益が32.2%、純利益が34.3%と高水準であり、通期上振れの可能性があるだろう。

 株価の動きを見ると、5月14日の年初来高値904円から反落して6月7日には716円まで調整する場面があった。しかし6月7日の安値をボトムとして水準を切り上げている。7月2日には880円まで上伸して5月高値に接近する場面もあった。出直りが本格化しているようだ。

 7月2日の終値879円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円96銭で算出)は14~15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS507円23銭で算出)は1.7倍近辺である。

 日足チャートで見ると25日移動平均線を突破して上伸し、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調に回帰している。今期好業績見通しを評価して5月の高値を試す展開が期待され、1000円大台も視野に入りそうだ。(アナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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