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2日の中国本土市場概況:3日続伸、大口買い観測で上海市場は2000の大台を回復
記事提供元:フィスコ
*17:02JST 2日の中国本土市場概況:3日続伸、大口買い観測で上海市場は2000の大台を回復
2日の中国本土市場は小幅に3営業日続伸。上海総合指数は前日比11.32ポイント高(+0.57%)の2006.56、深セン成分指数は同50.36ポイント高(+0.65%)の7768.84で取引を終えた。前半は軟調な展開を示したが、後半にプラス圏を回復。上海総合指数はこの日、7営業日ぶりに2000の大台を回復して引けた。
最近の大幅下落を受けて、A株式市場に大口資金が流入しているとの観測が支援材料。政府系資金による買い支え観測が浮上しているほか、約100社の上場企業の大株主が自社株を買い戻していることも報告された。また、中国人民銀行(中央銀行)が中小企業や「三農(農業・農村・農民)」分野向けの融資を強化するため、追加で120億元(約1920億円)の資金枠を供給したとの報道が流動性不足懸念をやや後退させた。
政策面では、医療改革を民生事業の最優先課題に位置付けるとの政府方針や、漢方薬産業の発展を国家戦略に組み入れられるとの期待が好感され、ヘルスケアが上昇上位に浮上。また、ソフトや通信なども高い。情報・通信産業が年25%というペースで成長するとの見通しが買い材料となった。さらに、政府が都市部の交通インフラ整備を優先的に進める方針を示したことも公共事業関連の物色手がかりとなった。
一方、ウエートの高い金融や不動産、資源関連の続落が指数の上値を抑えた。不動産バブル懸念の高まりや地方政府の債務問題がくすぶっている中、銀行の不良債権が増加するとの投資家不安が依然として解消されていないもようだ。また、石炭在庫の高止まりや価格下落なども同セクターの圧迫材料となった。《KO》
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