【編集長の視点】セリアは連日の高値、100円ショップ株は食品価格値上げラッシュで生活防衛関連人気が再燃

2013年7月2日 10:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  セリア <2782> (JQS)は、90円高の3180円と4営業日続伸し、連日の年初来高値更新となっている。7月1日に小麦粉、食パン、ハム・ソーセージなどの食品の販売価格が一斉に値上げされたラッシュとなっていることに対応、消費者の生活防衛意識が再燃しており、低価格販売の同社株などの100円ショップ株に追い風になるとして関連株買いが増勢となっている。

  100円ショップ株では、キャンドウ <2698> が、14円高の1559円と4営業日続伸し、ワッツ <2735> (JQS)も、78円高の1096円と3営業日続伸して始まり軒並み高となっている。

  100円ショップ株は、デフレ経済下では人気セクターの一角を占め、生活防衛意識の強まりを背景とした低価格志向により業績も好調に推移、さらに増配や株式分割の株主優遇策を相次いで打ち出したことで株価も大きく上昇した。

  セリアは、2006年3月末、2012年3月末と株式分割を実施、昨年の株式分割(1対500)では、分割歓迎の権利付き高値45万8000円から891円と権利をスンナリ落とし、前3月期業績の再々上方修正、今期純利益の連続最高更新予想などで3045円まで大きく上昇したが、全般急落相場にツレ安して2302円まで調整、ここに来て高値を更新してきた。バリュー的には割安感は小さいが、消費者の所得アップがまだ限定的に止まる消費環境下、なお諸物価上昇が観測されており、逆行高展開を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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