【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】ワイヤレスゲート続伸し25日線抜けが目前、好業績評価して5月高値挑戦

2013年7月2日 09:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ワイヤレス・ブロードバンドサービスを展開するワイヤレスゲート<9419>(東マ)の株価は1日(月)、330円高の5080円と続伸、25日線まで戻している。今期(13年12月期)好業績を見直し25日線を抜き高値6700円(5月7日)挑戦が見込めるだろう。

 通信事業者からインフラを借り受けてワイヤレス・ブロードバンドサービス(Wi-Fi、WiMAX)事業を展開している。住友商事<8053>との業務提携などにより販売チャネルの拡大を進め、12年12月には次世代通信規格LTEサービスも開始した。販売強化や利便性向上でワイヤレス・ブロードバンドサービスの会員数は増加基調である。7月1日には「ワイヤレスゲートWi-Fi」のオプションサービスとして、月額480円の「電話リモートサービス」の開始を発表している。

 今期の連結業績見通しは売上高が前期比27.6%増の70億17百万円、営業利益が同34.1%増の8億円、経常利益が同39.0%増の8億円、純利益が同9.4%増の4億63百万円としている。スマートフォンやタブレット端末の普及が追い風であり、利用エリア拡充による利便性向上やキャンペーン実施などの販促強化が寄与して、ワイヤレス・ブロードバンドサービスの会員数が順調に増加する見込みだ。

 株価の動きを見ると、5月7日の高値6700円から急反落して5月23日に4800円、6月7日に4310円、6月26日に4270円、さらに6月27日に4050円と下値を切り下げた。しかし6月27日の安値をボトムとして6月28日は前日比500円高、7月1日は前日比330円高と急反発して5000円台を回復している。底入れした可能性があるだろう。

 7月1日の終値5080円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS189円84銭で算出)は26~27倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間80円で算出)は1.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS628円47銭で算出)は8倍近辺である。週足チャートで見ると下ヒゲを付けて26週移動平均線を回復し、底入れ感を強めている。今期好業績見通しを再評価して出直り展開が期待されるだろう。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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