【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】マルサンアイは底打ちから急反発、業績堅調で元のモミ合い水準へ

2013年7月1日 14:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  豆乳大手のマルサンアイ <2551> (名2)の株価は調整一巡感を強めている。去る、6月17日に419円と下げたものの、1日(月)は480円と戻している。今期(13年9月期)好業績見通しを評価する動きが強まるだろう。

  大豆を利用した食品メーカーで、業界2位の豆乳と業界4位の味噌を主力としている。今期連結業績見通しは売上高が前期比2.6%増の215億92百万円、営業利益が同18.7%増の5億13百万円、経常利益が同9.3%増の4億88百万円、純利益が同37.6%増の2億81百万円としている。

  通期予想に対する第2四半期累計(12年9月21日~13年3月20日)の進捗率は売上高が50.7%、営業利益が37.8%、経常利益が63.9%、純利益が61.9%である。売上高で見ると味噌事業が伸び悩んでいるが、健康志向の高まりも背景として豆乳事業が想定以上に好調である。営業利益は原料高の影響に注意が必要だが、経常利益と純利益は円安に伴うデリバティブ評価益も寄与して高水準だ。

  株価の動きを見ると、高値圏500円近辺のモミ合い展開から下放れて6月17日に419円まで調整する場面があったが、すぐに反発している。

  指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS24円50銭で算出)は19~20倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS249円72銭で算出)は1.9倍近辺である。週足チャートで見ると一旦は52週移動平均線を割り込んだ形だが、すぐに回復して26週移動平均線に接近している。下値を切り上げて調整一巡感を強めており、出直り展開が期待されるだろう。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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