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【今日の言葉】新指数登場へ
記事提供元:日本インタビュ新聞社
『新指数登場へ』=日本取引所グループが中心となって、新しい株価指数の開発が進められ、年内にも登場する見通しという。
現在、日本には株価を算定基準とした『日経平均株価』と、株価に出来高も加えた時価総額式の『東証株価指数(TOPIX』、という代表的指数がある。日経平均(採用225銘柄)では老舗的銘柄が多くて時代にそぐわないし、TOPIX(全銘柄採用)では動きが重い、というそれぞれに対する指摘がある。そこで、TOPIX型の時価総額方式を取り入れた上で、銘柄数を500銘柄ていどに絞ったものにするという案が検討されているようだ。
「国内個人投資家というより外国人投資家の日本株運用を活発にしようということが狙いだろう。既に、東証は超高速コンピューターを導入済みだが、もうひとつ稼働率はよくないという悩みがあるようだ。売買の値刻みも10銭単位とする方向で検討されている」(中堅証券)という。
グローバル化時代でヘッジファンドなど大口の短期売買投資向けを重視することは大切だが、同時に中長期投資の個人投資家のファン作りを忘れてはいけないのではなかろうか。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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