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テラ 九州大学等と「KM-CART」施術後腹水からがん細胞抽出に成功、樹状細胞ワクチン療法に応用へ
*12:35JST テラ---九州大学等と「KM-CART」施術後腹水からがん細胞抽出に成功、樹状細胞ワクチン療法に応用へ
テラ<2191>は、東大医科学研究所で研究開発された樹状細胞の培養技術をもとに、樹状細胞ワクチン療法を中心としたがん免疫療法に関する最先端技術・ノウハウを医療機関に提供。
同社と九州大学、医療法人社団愛語会要町病院との共同研究において、改良型腹水濾過濃縮再静注法(Cell-free and Concentrated Ascites Reinfusion Therapy、以下「KM-CART」)施術後に、患者の体内から採取した腹水からがん細胞を90%以上の高純度で回収することに成功した。
腹水は進行期の消化器がんや卵巣がんに合併する症状で、体内の排水機能が低下することで発症する。大量の腹水は患者のQOL低下をもたらすため、腹水を人工的に採取する治療が必要とされる。「KM-CART」では腹水採取しろ過を行った後、人体に必要な血清タンパクや免疫物質のみを濃縮し体内に戻すことで、患者のQOLを改善させることが出来る。
一方、ろ過後の体内に戻す以外の腹水には白血球等のほかがん細胞が多量に含まれており、同社では白血球等の細胞を除きがん細胞のみを抽出、同社の治療法である樹状細胞ワクチン療法(※)に応用できないか研究を行っていた。
今回、九州大学との共同研究において、ろ過後の体内に戻す以外の腹水からがん細胞のみを90%以上の高純度で回収することに成功。回収したがん細胞を樹状細胞ワクチンのがん抗原として利用することで、がん治療の治療効果が高まることが期待されている。
※樹状細胞ワクチン療法とは
免疫細胞療法の一種であり、がんの治療法では最先端の治療法で第4の治療法として注目されている。免疫細胞療法とは患者自身の体から血液(免疫細胞)をいったん採取して、それを培養・活性化して、再び点滴によって体に戻し、取り除きたい悪性細胞(がん細胞)を退治していく方法。《FA》
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