【株式評論家の視点】久世はダブル底形成し出直りへ、長期成長プランを推進中

2013年6月27日 11:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

 久世<2708>(JQS)はダブル底を形成し、定石通りの出直り相場に転じてきた。もともと投資指標面では割安が目立っていただけに、見直しの目が向いたここから、出遅れ訂正高に弾みを加えていくパターンが予想されるところ。

 前2013年3月期は売上げ560億円と、前々期比9.8%増収、営業利益5億4400万円と同43.2%増の大幅増収益を達成した。その反動もあって今2014年3月期は売上げ600億円前期比7.0%増収、営業利益5億6000万円と同2.9%増の慎重な見通しが明らかにされている。円安による原材料の値上げ等に伴うコストアップが影響を与えることを予想している。

 同社は商品を確実に納品するだけでなく食材を調理し、メニューを提供するためのノウハウ(調理工程、技術、設備習熟度などの標準化)、トレンド情報などを提供して営業を強化している。引き続き同社がトップシェアを誇る首都圏エリアでの積極的な営業強化を進め、中京圏および関西圏エリアでも新規顧客の獲得や既存顧客の深耕等積極的な営業強化に取り組んでいる。中京圏エリアでは、酒類販売業のサカツコーポレーションと業界を越えた業務提携を結び、販路拡大を目指す。

 同社は商品のフルライン戦略を目指しているが、生鮮三品(野菜・肉・魚)のうち、当面は青果部門に特化して基盤構築を図る。生鮮三品の中でも野菜は飲食店にとって必須アイテムで、都内5区を重点販売エリアとして深耕、以後首都圏へエリアを拡大していく方針だ。

 また、長期プランとして創業85周年となる2021年3月期に売上げ1000億円(前期560億円)、営業利益20億円を目標に掲げている。上値は大きい。(株式評論家・隆盛)

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2708.Q&d=6m

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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