関連記事
【話題】東証1部売買高が急減、6月の1日平均出来高は5月比26%の減少
■値幅整理から7、8月は「日柄整理」の展開か
東証1部の出来高(売買高)が目立って減少している。5月には僅か1日のみだった出来高20億株台が6月は7日間となっている。とくに、5月の最高出来高が76億株(5月23日)に対し6月の最高は51億株と5月を33%も下回っている。
さらに、1日平均出来高でみれば5月の約46億株に対し、6月は25日時点で約34億株と5月を26%下回っている。
この背景には、(1)日経平均が5月23日の1万5942円(場中値)を高値に6月7日の1万2415円まで22%下げるなど相場に価格面の不振がある、(2)4月の異次元金融緩和、6月の成長戦略表面化で当面、手がかり材料がなくなった、(3)日本マーケットの売買の中心である外国人投資家がアベノミクス効果の見極めやサマーバカンスを控え売買を手控えている---ことがある。
企業業績は2013年3月期に対し2014年3月期は、年間比較でみれば大幅増益となるものの、相場的にはかなり先食いしている。しかも、期待された円安が1ドル・103円で止まってしまったことから、第1四半期で見込んでいた「利益増額修正」も難しい状況となっている。四季報・秋号が発売となる9~10月頃までは企業業績面からは手がけ難い。
期待されるとすれば、参議院選挙で自民・公明が圧勝すれば、日本の政権が安定するとの観点から外国人投資家の買いが再び強まることが予想されることだろう。それでもバカンスを考えれば7,8月はもう一段、出来高の細る可能性はあるだろう。
一方、相場的に捉えれば出来高の細ってきたことは、短期筋が上値での買い株の処分売りを一巡させたということでもある。もちろん、戻れば売りたいという株は多いだろうが。過去、日経平均が短期間に2割超下げたケースでは、告ぎの上昇相場の前に一旦、商いが細る閑散相場となっている。今回も7,8月は値幅調整のあとの出来高の少ない、「日柄調整相場」の展開が予想される。夏関連銘柄などの材料株が部分的に物色される展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【狙い場・買い場】日本コンセプトはシェールガス関連でPER9倍台、海運指数上昇も支援(2013/06/26)
・【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】キトーは直近安値から2割上昇と反発力強い、16年3月期営業益70億円を評価し高値奪回へ(2013/06/26)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
