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【編集長の視点】J.フロントは急反発、東京都議選に次ぎ高額商品販売には「アベノミクス効果」が持続し百貨店株に買い再燃
<マーケットトーク>
J.フロント リテイリング <3086> は、20円高の790円と急反発して始まっている。前日25日大引け後に今2月期第1四半期(1Q)決算を発表、1Qとして5年ぶりに経常利益が過去最高を更新するとともに、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対して高利益進捗率を示したことから、相場全般には一巡感が強まっている「アベノミクス効果」が、6月23日の東京都議会選挙の自民党の圧勝に次ぎ、百貨店の高額商品の販売にも持続しているとして、内需割安株買いが再燃している。ただ高値後は、利益確定売りも交錯してもみ合いに変わっている。
百貨店株は、6月28日に高島屋 <8233> が、今期1Q決算を予定するなど決算発表が続くが、J.フロント高につれて業績期待を高め、高島屋が、31円高の964円、松屋 <8237> が、32円高の1155円とそれぞれ急反発し、丸栄 <8245> が、寄り付きの買い気配から35円高の219円まで買い上げられ4営業日ぶりに急反発している。また、決算期が3月期と異なる三越伊勢丹ホールディングス <3099> も、30円高の1250円と急反発している。
J.フロントの1Q業績は、前年同期比23%増収、56%経常増益、10.1倍純益増益と続伸し、2Q累計業績対比の利益進捗率は、60~90%と目安の50%を大きく上回った。業態革新を目指す「新百貨店モデル」の確立を加速させ、松坂屋名古屋店の食品フロアを13年ぶりに全面リニューアルするなど各店での魅力ある店づくりで各地区の競争力を向上させ、株価上昇に伴う資産効果や景気回復への期待感で高額商品を中心に引き続き好調に販売を伸ばし、パルコ <8251> (東2)の連結子会社化も寄与したことが要因となった。2Q累計・2月通期業績は、期初予想に変更はなく、通期純利益は、290億円(前期比2.3倍)とV字回復、6期ぶりの過去最高更新を見込んでいる。
株価は、今期純利益の過去最高更新予想で年初来高値860円をつけ、好調な月次売上高もサポートして800円台で堅調に推移したが、全般相場急落とともに1株純資産646円目前の666円まで突っ込み、3分の1戻し水準まで底上げをしている。PER14倍台の下げ過ぎ訂正に挑戦しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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