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【ジャーナリスト&アナリスト・水田雅展の視点】キトーは直近安値から2割上昇と反発力強い、16年3月期営業益70億円(前期25億円)を評価し高値奪回へ
搬送機器メーカーのキトー<6409>(東1)の株価は調整一巡して出直りの動きを強めている。直近安値(7日)から約21%上昇し1500円台に乗せている。今期(14年3月期)好業績見通しを評価して高値1937円回帰が期待される。
工場内で使用されるチェーンブロック、ロープホイスト、クレーンなどを主力とする搬送機器の大手メーカーである。日本、北米、中国、アジア、欧州の地域別戦略などでグローバル化を加速し、中期経営計画では16年3月期の売上高580億円、営業利益70億円を目標値として掲げている。
今期連結業績見通しは売上高が前期比18.3%増の420億円、営業利益が同43.4%増の36億円、経常利益が同35.2%増の33億円、純利益が同85.7%増の19億円としている。北米の資源開発関連やアジアの自動車関連の好調が牽引する。中国は期後半からの回復を見込んでいるようだ。日本もアベノミクス効果などで堅調な推移が期待されるだろう。プロダクトミックス改善効果や生産性向上効果も寄与する。想定為替レートは1米ドル=90円と保守的であり、通期上振れの可能性があるだろう。
株価の動き(4月1日付で1株を100株に株式分割)を見ると、5月17日の年初来高値1937円から反落して6月7日の1240円まで調整した。しかし6月7日の安値をボトムとして反発し、下値を切り上げながら足元では1400円台に戻している。調整が一巡したようだ。
6月25日の終値1422円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS147円06銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は2.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1340円38銭で算出)は1.1倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を回復する動きを強め、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発している。サポートラインを確認して出直る形だろう。今期好業績見通しであり、短期調整が一巡して高値圏回帰が期待される。(水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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