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通貨ボラティリティ指数が急伸、“野生のブタ”が群れをなす
記事提供元:フィスコ
*08:45JST 通貨ボラティリティ指数が急伸、“野生のブタ”が群れをなす
外国為替市場では不安定な値動きが継続している。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長が量的緩和第3弾(QE3)の早期縮小を示唆したことで、投資家が高利回り通貨から比較的安全とされるドル建て資産に資本を振り返る動きが加速した。
JPモルガン・チェース(JPM)が主要7カ国(G7)通貨を基に算出するボラティリティ指数は24日に一時11.96%まで上伸し、2012年6月1日に付けた高値11.88%を上回る、12年1月以来の最高値を付けた。同指数の過去1年間の平均値は8.76%。バーナンキ議長の記者会見前となる6月18日時点では10.62%辺りで推移していたが、その後13%近く跳ね上がった格好だ。
こうした状況を受け、米ダラス連銀のフィッシャー総裁は24日、英フィナンシャル・タイムス(電子版)とのインタビューで、「金融市場の“野生のブタ”がFRBによる債券購入ペースの縮小プランを棚上げにさせようとしている」と非難。市場はFRBが景気テコ入れを無期限に終了させると考えるべきではなく、また現行の債券購入ペースを継続させて資産バブルを膨らませ続けるとも考えるべきでないと警告した。
フィッシャー総裁はバーナンキ議長発言を受けた市場反応について、1992年にジョージ・ソロス氏らがイングランド銀行(英中央銀行)を攻撃した“ブラックマンデー”になぞらえて「大量のマネーが野生のブタのように組織化され始めた」と指摘。「(野生のブタは)弱みや悪臭を嗅ぎ付けると、それに殺到するのだ」と述べた。《RS》
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