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今日の為替市場ポイント:日経平均の続落に対する警戒感
*08:25JST 今日の為替市場ポイント:日経平均の続落に対する警戒感
昨日24日のドル・円相場は、東京市場では98円13銭から98円72銭で堅調に推移。欧米市場では、一時97円21銭まで反落し、97円72銭で取引を終えた。
本日25日のドル・円は、主に97円台後半で取引される見込み。24日のNYダウが大きく下げたことで日経平均株価の続落に対する警戒感が浮上している。7月参院選で自民・公明の与党が大勝するとの観測は消えていないが、日経平均株価が続落した場合、リスク選好的なドル買い・円売りは縮小する可能性がある。
マスコミ報道によると、岩田日銀副総裁は、「リーマン・ショックのような危機発生の場合、収束まで流動性対策はあり得る」と述べた。しかしながら、「日銀は、市場の短期変動には行動しないだろう」との見方を示した。外為市場では、「危機の収束まで流動性対策あり得る」との発言に対して反応し、円売りが観測されたが、「日銀は、市場の短期変動には行動しないだろう」との発言も材料視されたようだ。
また、金融緩和策の追加対応については、「2%の中長期的な物価上昇が達成困難な時」と指摘している。市場参加者の間では、2%の物価上昇率が中長期的に実現可能かどうかを見極めることは大変難しいとの声が聞かれている。何らかの要因で外部環境が急激に変化し、為替や物価に大きな影響を与えるような状況がいきなり出現する可能性はゼロではない。日銀は預言者ではなく、あらゆる状況を想定した金融政策を実行することは現実的ではないだろう。
ただし、米国の量的緩和策(QE3)の段階的な縮小を想定した金融政策を策定することは可能だ。QE縮小の過程でドル高・円安が進行するケース、米長期金利が大幅に上昇するリスクなどは考慮されてもおかしくないはずだ。《KO》
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