前場に注目すべき3つのポイント~米国株安も円安進行で押し目買い意欲は強そう

2013年6月20日 08:39

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記事提供元:フィスコ


*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~米国株安も円安進行で押し目買い意欲は強そう

20日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:円安を背景に押し目買い意欲が強まりそう
■外資系証券の注文動向:差し引き580万株の買い越し
■前場の注目材料:孫への教育資金、贈与信託が2ヵ月半で1000億円突破、教育関連に関心も

■円安を背景に押し目買い意欲が強まりそう

☆日経225想定レンジ:上限13280円-下限13080円

20日の東京市場は、米株下落の影響から売りが先行するも、その後は円安を背景に押し目買い意欲が強まりそうだ。注目された19日のバーナンキFRB議長の会見は、米国経済の改善が順調に続けば、2014年半ばには量的緩和自体を終了するとの見通しが示された。これを受けて米株相場は下げ幅を拡大し、NYダウは200ドルを超す下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大証比100円安の13160円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好から始まろう。

一方、為替市場ではNY時間でドル・円が一時1ドル97円台とドル買いが加速しており、ドル高・円安を手掛かりとした押し目買い意欲も強そうだ。また、19日の日経平均は237円高と大幅に反発していたが、先物主導によるインデックス買いのほか、投資信託設定による需給要因が押し上げていた。バーナンキ議長発言については、想定されていたことでネガティブサプライズとはならず、需給面では投信設定の反動は想定済み。売りが先行する局面では買いが入りやすいだろう。

もっとも、企業の株主総会のシーズンのため、機関投資家の動きは鈍いとみられる。また、テクニカル面では日経平均の一目均衡表の雲下限が13274円辺りに位置している。これが上値抵抗として意識されてしまうと、心理的には上値追いは慎重になりやすい。そのため、物色の流れとしては、材料系の出遅れ銘柄に対する修正リバウンドを狙った値幅取り狙いの流れに向かいそうである。

■外資系証券の注文動向:差し引き580万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1090万株、買い1670万株、差し引き580万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

6月13日(木):610万株の売り越し
6月14日(金):1260万株の買い越し
6月17日(月):400万株の買い越し
6月18日(火):560万株の買い越し
6月19日(水):630万株の買い越し

■前場の注目材料

・米国株安も円安進行で押し目買い意欲は強そう
・孫への教育資金、贈与信託が2ヵ月半で1000億円突破、教育関連に関心も
・5月の訪日外国人数は前年同月比31%増、観光関連にも注目へ

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 対外対内証券売買(前週分、財務省)
10:00 ソニー<6758>、株主総会

<海外>

10:45 中・HSBC製造業PMI(6月、速報値)《KO》

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