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11日の香港市場概況:反落、海外株安や中国経済の先行き不安から年初来安値を更新
*17:38JST 11日の香港市場概況:反落、海外株安や中国経済の先行き不安から年初来安値を更新
11日の香港市場では主要指数のハンセン指数が反落となり、前日比260.43ポイント安(-1.20%)の21354.66で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同167.23ポイント安(-1.65%)の9959.74、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同62.20ポイント安(-1.48%)の4130.23だった。
ハンセン指数は4月18日に付けた終値ベースの年初来安値を更新した。明日12日の休場(端午節)を前に朝方はもみ合ったが、現地で「ブルベア境界線」と呼ばれる250日線(21500近辺)を割り込むと下げ足を速める展開に。この日の日本株が日銀会合の結果への失望感から大きく下落したことも投資家心理を冷やした。加えて、中国経済の先行き不安が根強く、本土系銘柄で構成されるH株指数は昨年10月以来の10000割れとなった。
ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面安。なかでも恒基兆業地産(00012/HK)や恒隆地産(00101/HK)が4%近く値を落とすなど、香港系不動産株の下げがきつかった。米国の量的緩和縮小観測に加え、香港での投資抑制策強化への懸念が続いた。一部メディアは先ごろ、住宅政策諮問機関の関係者が香港政府による投資規制強化の可能性を示唆したと報じていた。
一方、テンセント(00700/HK)が0.13%安と下げ渋った。アリババ・グループの上場観測に伴うバリュエーション拡大への思惑に加えて、マレーシア企業への出資観測が下支えに。報道によれば、同社はクラウドサービスなどを手掛けるパティマス・コンピューターズに資本参加する計画。チャットアプリ「微信」の現地展開に向け、足掛かりを得る考えという。
その他の個別銘柄では、陽光能源(00757/HK)が7.69%高。シャープ<6753>との提携関係を強化し、太陽電池モジュール供給量を拡大することで合意したとの発表が好感された。シャープは今年度において、370メガワット(MW)分の調達を追加する方針。これにより陽光能源は、シャープにとって中国最大の太陽電池モジュール供給業者となる。《KO》
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