【ジャーナリスト&アナリスト水田雅展の視点】東京個別指導学院は「個別指導」に強み発揮し教室数は202に、25%増益

2013年6月11日 15:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■株価本格出直り

  東京個別指導学院 <4745> の11日株価は9円高の219円と前日の18円高に続いて買われた。本格出直りといえる動きだ。

  小中高校生向け個別指導学習塾を展開し、前期(13年2月期)末の教室数は首都圏153教室、関西地区37教室、東海地区7教室、九州地区5教室の合計202教室となった。今期(14年2月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比5.6%増の137億47百万円、営業利益が同25.8%増の9億01百万円、経常利益が同25.0%増の9億04百万円、純利益が同38.7%増の4億97百万円としている。

  今期は新規開校(6教室)や教室リニューアル、WebマーケティングやテレビCM、iPadを活用した映像学習の全教室導入、教育資金一括贈与に係る贈与税非課税措置に対応した教育資金贈与活用プラン設定などの効果で、在籍生徒数増加と営業損益改善が期待される。なお6月10日に発表した第1四半期(3月~5月)の新規入会者数は前年同期比18.3%増、在籍生徒数は同6.5%増加となった。好調なスタートのようだ。

  中期計画では、親会社のベネッセコーポレーション <9783> との連携も強化して、17年2月期売上高163億円以上、営業利益23億円以上を目標として掲げている。

  株価の動きを見ると、4月26日の戻り高値265円から反落して5月31日の180円まで調整した。しかし足元では徐々に下値を切り上げて調整一巡感を強めている。6月10日には前日比19円(9.90%)高の211円、11日も219円まで買われた。とくに、終値で200円台を回復していることは注目だ。

  6月11日の終値210円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS9円16銭で算出)は23倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は2.9%近辺、実績PBR(前期実績のBPS120円62銭で算出)は1.7倍近辺である。日足チャートで見ると、5日移動平均線が上向きに転じて調整一巡した形であり、反発局面が期待されるだろう(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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