関連記事
外国為替市場で“中国リスク”が意識も、連休明け13日の相場に注意へ
記事提供元:フィスコ
*09:45JST 外国為替市場で“中国リスク”が意識も、連休明け13日の相場に注意へ
10日の外国為替市場でドル・円は97円後半から98円前半での推移。週末8-9日に発表された中国の経済指標はそろって弱い内容となり、為替市場でもあらためて“中国リスク”が意識される可能性がある。
発表された5月の貿易統計では輸出総額の伸びが前年同月比1.0%となり、前の月の14.7%から大幅にペースダウン。輸入総額は同0.3%減と、前月の16.8%増からマイナスに転落した。貿易統計はホットマネーの流入に対して政府が水増し請求を厳しく取り締まった結果であり、数字の大幅変動に対するサプライズは小さい。
ただ、5月には消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化したほか、投資や銀行融資指標もそろって弱含んでおり、中国政府が7.5%の持続的成長に向けた構造改革を進める姿勢がにじみ出る結果になっている。
英銀バークレイズは最新リポートで、中国の2013年の実質国内総生産(GDP)成長率見通しを従来の7.9%から7.4%に引き下げ。ここでも潜在成長率の低下と構造改革が理由として挙げられており、翌14年の予想も従来の8.1%から7.4%に下方修正している。
今週の中国本土市場は端午節で12日まで休場が続く。連休明け13日の中国株式相場が軟化すれば、リスク回避姿勢の高まりに伴う円高が進行する可能性も否定できない。
《RS》
スポンサードリンク

