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【編集長の視点】ユーグレナは「ミドリムシ」を再評価しバイオ関連の直近IPO株人気が再燃余地
<銘柄ウオッチ>
ユーグレナ<2931>(東マ)は、今年5月1日に株式分割権利落ち後高値1万6510円まで買い進まれ上場来高値をつけ、25日移動平均線水準で高値調整しているが、6月11日に中断していた新規株式公開(IPO)が再開されることから、直近IPO株人気が再燃する展開が予想される。とくにIPOでは、6月26日にiPS細胞関連のリプロセル<4978>(JQG)が新規上場され、バイオ関連株人気を高めると観測されており、同じバイオ素材のユーグレナの微細藻「ユーグレナ(ミドリムシ)」を見直し連想買いが強まる見込みである。
「ユーグレナ」は、植物界ではミドリムシ植物門、動物界では原生動物門ミドリムシ目に分類される特異な生物で、59種類の栄養素や独自成分パラミンなどを持つ特徴から、食料、繊維、飼料、肥料、燃料などの5分野での代替エネルギー・環境関連の画期的なバイオ素材の開発が期待されている。同社は、2005年12月に世界で初めて食品用途向けに屋外大量培養に成功して、この技術を中核にヘルスケア事業とエネルギー・環境事業を展開している。業績も、今年3月にクロレラを中心に微細藻類の大量培養技術・設備を保有する八重山殖産(沖縄県石垣市)の株式を取得して連結決算に移行し、今9月期純利益は、前期対比はないが4億4500万円と予想、新興市場のバイオ関連では希少の連続黒字を計上する。
株価は、昨年12月に公開価格1700円でIPOされ、3900円で初値をつけ、バイオ関連人気で1万6380円まで9.6倍化、9660円の調整安値から今年3月末割り当てで実施された株式分割(1対3)を歓迎して1万5700円まで6割高して株式分割権利を落とした。権利落ち後も2881円安値から同高値1万6510円まで5.7倍化して権利落ちを短期間で埋め、上場来高値を更新した。全般相場が波乱する環境下、バイオ関連の直近IPO人気を再燃させ、逆行高思惑が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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