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3日の香港市場概況:4日続落、欧州株安など受けて引け際に値を崩す展開に
*17:37JST 3日の香港市場概況:4日続落、欧州株安など受けて引け際に値を崩す展開に
3日の香港市場では主要指数のハンセン指数が4営業日続落となり、前営業日比109.97ポイント安(-0.49%)の22282.19で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同51.08ポイント安(-0.48%)の10548.13、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同23.19ポイント安(-0.53%)の4342.25だった。
ハンセン指数は全般にしっかりとした値動きを見せていたものの、大引けにかけて値を崩した。中国の国家統計局などが1日発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場の予想に反して上昇したことを受けて、朝方は買いが先行。ただ、米国の量的緩和縮小観測が強まる中、買い進む動きは見られなかった。後場に入ると、この日の中国本土株が下げに転じたほか、欧州株が軟調なスタートとなったことで、投資家心理が悪化した。
ハンセン指数の構成銘柄では、中信泰富(00267/HK)が4.46%下落。オーストラリアの鉄鉱石プロジェクトを巡り、再び稼働の遅れが伝わった。一方、サンズ・チャイナ(01928/HK)が0.36%上昇。この日発表されたマカオの5月カジノ収入は前月比で2桁増となり、月次ベースで過去2番目の大きさを記録した。
その他の個別銘柄では、業績悪化見通しを発表した中国食品(00506/HK)が8.72%安。また、富士康(02038/HK)が2.49%反落した。黒字転換予想を発表したものの、目先の好材料出尽くしとの見方から利食い売りが優勢となったもよう。経営改善や米モジラとの提携が伝わる中、同社株価は先週末5月31日まで4日続伸し、40%近く上昇していた。
一方、中海石油化学(03983/HK)が2.70%上昇。化学肥料の原料確保に向け、カナダのカリウム開発会社に出資することを明らかにした。このほか、北京市などで石炭から天然ガスへの切り替えが推進されるとの報道を受けて、ガス事業を手掛ける北京控股(00392/HK)が2.36%値を上げた。
《KO》
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