【ひとくち情報】S氏の強気発言はやはり要注意、日経平均の下値に関心

2013年5月30日 13:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 マーケットで、あの人が強気になると相場は危ないといわれるS氏。著名人なのだが極端な意見も多いということで相場転機のシグナルとしてウオッチされている。そのS氏は、今度の暴落の前に日経平均4万円をブチ上げていたそうで、やはり、あの人の強気は危ないということになっている。

 ストップ高のイメージワン(2667)に、アメリカの運用会社ルネッサンス・テクノロジーズ・エルエルシーシーが同社株を5.01%保有したことが明らかになった。純投資という。衛星画像と医療画像を手がけていることによる将来性ということだろうか。

 日経平均の下値抵抗の動きに注目が集まっている。5月24日(金)=1万3981円、27日(月)=1万4027円、28日(火)=1万3879円、そして今日30日(木)の安値はいまのところ1万3794円ということで、下値は1万4000円前後が底堅くなっている。30日線もなんとか維持している。これだけ下値が堅いとなれば普通に考えれば相場は底入れとみられる。だが、最近の相場は上にも下にも想像した通りには行かない。もし、下値のフシを下回るようなら1万3000円どころの心配も出てくるだろう。個別物色相場とはいうものの、日経平均から目が離せない。

 日経平均ベースの予想1株利益は、去る27日(月)の905.9円が最高で、29日は899.3円まで若干低下している。3月期決算発表が終ったことで、次は4~6月期決算銘柄において、どれだけ予想1株利益を引上げることができるかが注目される。銘柄数も少ないだけに1株利益1000円が見込めるような状況ではないだろう。そうなると、相場を引っ張るのは成長戦略銘柄ということになりそうだが・・・・。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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