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【アナリストの眼】パイプドビッツ株価が急伸、ネット選挙関連で勢い増す、今期は前期単独比で2.1倍増益
<業績&株価分析>
パイプドビッツ <3831> (東マ)の29日株価は215円高の3560円と値を飛ばしている。参院選投開票日が7月21日でほぼ確実な見通しとなり、ネット選挙関連が材料視されて上値追いの勢いを増しそうである。
情報資産プラットフォーム「スパイラル」を主力として、データ管理などのクラウドサービスを提供している。アイドルグループAKB48の選抜総選挙を手掛けているうえに、政治・選挙プラットフォーム「政治山」を運営して有権者意識調査サービス「政治山リサーチ」を実施しているため、ネット選挙関連が材料視される。
今期(14年2月期)連結業績見通しは売上高が30億円、営業利益が7億円、経常利益が7億円、純利益が4億20百万円としている。前期非連結業績との比較で見ると34.2%増収、2.1倍営業増益と大幅増収増益見込みである。情報資産プラットフォーム事業では「スパイラル」の新バージョン投入効果に加えて、有権者意識調査サービス「政治山リサーチ」や会計クラウドサービス「ネットde会計」「ネットde青色申告」なども寄与する。有効アカウント数(6カ月以上継続使用)が増加基調であり、好業績が期待される。
注目のネット選挙関連では、政治家を対象とした「政治山セミナー」や「ネット時代における議員・選挙活動セミナー」なども開催している。さらに5月23日には、「政治山」とデジタルハーツ <3620> の「サイバーセキュリティサービス」を融合させた新サービス「政治山ネットセキュリティ・サイバーセキュリティ診断」の提供を開始したと発表している。
株価の動きを見ると、5月15日の高値4440円から反落して5月24日には2868円まで調整したが、5月28日には3400円まで急反発している。参院選投開票日が7月21日でほぼ確実な見通しとなり、ネット選挙関連があらためて材料視されたようだ。
5月28日の終値3345円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS55円52銭で算出)は60倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は0.5%近辺、実績PBR(非連結ベースの前期実績BPS228円91銭で算出)は15倍近辺である。
日足チャートで見ると、25日移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形だろう。週足チャートで見ても値幅調整完了感を強めている。今期好業績見通しに加えて、ネット選挙関連というテーマ性が材料視され、5月15日の高値を試す可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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