【銘柄フラッシュ】丸栄や群栄化学が急伸しインド関連の日本車輌製造なども高い

2013年5月29日 12:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  29日前場は、インドのシン首相とのトップ会談で鉄道網や原発の建設に期待が強まり、日本車輌製造 <7102> が6.7%高となって戻り高値、川崎重工業 <7012> も1.9%高で戻り高値、東京電力 <9501> は「経験」が生かせるとの見方もあり売買代金トップで0.8%高反発。一方、住友不動産 <8830> は2.0%安などの大手不動産株は軟調。

  タカラバイオ <4974> (東マ)は11.5%高となり急反発、セルシード <7776> (JQG)は10.9%高で続伸。日経平均の戻りが鈍いためか材料株に目を転じる動きがあり、ヘッジファンが暗躍する日経平均先物の影響もないとされて売買活発。

  東証1部の値上がり率1位は名古屋地盤の百貨店・丸栄 <8245> の36.4%高となり値幅狙いの資金集団が参集とかでPERは超絶な高水準に、2位は群栄化学工業 <4229> の26.8%高となり国家プロジェクトの「3Dプリンター」開発に関する文書で社名が例示されているとかで急伸、3位はアウトソーシング <2427> の16.0%高となりハローワークの求人情報を民間と共有する構想が伝えられて材料視され出直り急となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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