【編集長の視点】早めに調整の三井倉庫は固定資産売却で下げ過ぎ訂正買いも再燃しもみ合い

2013年5月28日 12:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  三井倉庫 <9302> は、9円高の563円と6営業日ぶりに反発して始まり、前日終値を挟むもみ合いに変わっている。前日27日大引け後に固定資産売却に伴う特別利益計上を発表、全般相場急落に先立って早めに調整していただけに下げ過ぎ訂正の打診買いが再燃したが、なお利益確定売りも交錯している。前日に長期金利の上昇とともに早めに調整局面入りとなった不動産株が、業種別で唯一、上昇し、きょう28日は反落していることもやや響いている。

  同社が売却した固定資産は、大阪市北区中之島に保有する玉江町倉庫の土地、建物(帳簿価額8100万円)で、これを22億6000万円で譲渡、譲渡先は取り決めにより公表しないが、約21億円の売却益を特別利益に計上する。この今3月期業績への影響は現在、精査中で見通しが確定次第に公表するとしている。同社は、前期も再三、固定資産売却、特別利益計上を発表、本業は下方修正ペースで推移したものの、純利益は、上方修正しており、この再現で今期の期初予想純利益37億円(前期比16%増)の上方修正期待が高まる。

  株価は、「アベノミクス」相場発進とともに含み資産株人気が波及して200円台央から上値追いとなり、黒田東彦日銀総裁による「異次元の金融緩和策」発動で年初来高値698円まで買い進まれたが、長期金利の上昇とともに150円幅の調整をした。PER18倍台の下げ過ぎ訂正を試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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