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【アナリストの眼】JPNホールディングスは「下ヒゲ」足で底打ち、人材派遣、テレマーケティングなどアウトソーシング事業好調
<業績&株価分析>
JPNホールディングス<8718>(JQS)は23日、802円まで下げたが800円はキープし、去る16日続く「下ヒゲ」足となって底打ち感が強い。金融緩和や待機児童解消という国の政策が支援材料であり、値幅調整が完了して再動意の可能性があるだろう。
債権回収・買い取りなどのサービサー事業、人材派遣やテレマーケティングなどのアウトソーシング事業、および保育事業を展開している。重点戦略として、サービサー事業では債権買い取りやオートローン債権受託の強化、アウトソーシング事業では自治体関連への領域拡大、保育事業では不採算保育園の運営体制見直しや学童保育事業への展開などを掲げている。
今期(14年1月期)連結業績見通しは、売上高が前期比0.7%増の71億50百万円、営業利益が同19.4%減の1億円、経常利益が同23.5%減の1億10百万円、純利益が同8.8倍の50百万円としている。主力のサービサー事業は不良債権ビジネス市場縮小などで、ノンバンク業界からのサービサー業務代行受託件数の減少が続く模様だ。ただしアウトソーシング事業は堅調であり、保育事業は運営体制見直しによる収益改善が期待される。純利益については前期の繰延税金資産取崩の影響が一巡する。
株価の動きを見ると、5月に動意付いて直前の500円台から5月10日の1290円まで急騰した。アベノミクス成長戦略関連として材料視された。その後は急騰の反動で調整局面のようだ。5月23日の終値865円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS10円13銭で算出)は85倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は0.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS938円08銭で算出)は0.9倍近辺である。
週足チャートで見ると過熱感を残しているが、日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して過熱感が解消されている。急騰後の値幅調整完了感も強めている。金融緩和や待機児童解消という国の政策が支援材料であり、値幅調整が完了して再動意の可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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