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【アナリストの眼】クリナップはシステムキッチン・システムバスの高級品絶好調、前期2倍増益に続き今期も増益、チャートは再騰接近
<業績&株価分析>
システムキッチン大手のクリナップ<7955>(東1)に注目したい。株価は前期(13年3月期)の増額修正を好感して急騰し、高値圏で推移している。消費増税前の駆け込み需要も追い風となって今期(14年3月期)の好業績が期待されるだけに、上値追いの可能性があるだろう。
5月8日に発表した前期連結業績は前々期比9.8%増収、同2.0倍営業増益、同2.1倍経常増益、同16.3%最終増益だった。堅調な住宅着工やリフォーム需要を背景に、システムキッチンやシステムバスの販売が中高級品を中心に好調であり、原価低減効果も寄与して営業損益が大幅に改善した。配当は前回予想に対して5円増額して年間15円(前々期比5円増配)とした。
今期連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の1188億円、営業利益が同0.9%増の48億円、経常利益が同2.9%増の45億円、純利益が同1.8%増の25億50百万円としている。生産拠点増強に伴う償却負担増加やショールーム改装費用などで営業利益は横這い見込みだが、消費増税前の駆け込み需要も追い風となって好業績が期待される。期初時点では保守的な見通しを公表する傾向が強いため、上振れの可能性もあるだろう。配当予想は前期比1円増配の年間16円(第2四半期末8円、期末8円)とした。
中期計画では「ザ・キッチンカンパニー」の確立を掲げ、中高級タイプの商品力・ブランド力の強化、主力の「クリンレディ」を核としたシステムキッチンのシェアアップ、リフォーム政策の推進、ショールームの改装・総合競争力強化などを重点施策としている。
株価の動きを見ると4月24日の前期増額修正発表を好感し、直前の600円台前半でのボックス展開から上放れ、10年4月の808円も一気に突破して5月10日の880円まで急騰した。その後は反動で5月16日に750円まで調整する場面があったが、5月20日には832円まで戻している。好業績に対する期待感を強める動きだろう。
5月20日の終値822円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS54円73銭で算出)は15倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1202円66銭で算出)は0.7倍近辺である。
急騰したためやや過熱感を残しているが、モミ合い展開から上放れて先高感を強めているうえに、指標面での低PBRや好業績を評価して上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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