関連記事
【アナリストの眼】第一実業の株価はモミ合い煮詰まる、海外中心に自動車関連向け需要好調、円安メリットも寄与
<業績&株価分析>
機械専門商社の第一実業<8059>(東1)に注目したい。安倍晋三首相が17日に表明した「成長戦略第2弾」の企業設備投資関連であり、株価は3月高値後のボックス展開から上放れの動きが期待されそうだ。
5月10日発表の前期(13年3月期)連結業績は前々期比2.2%増収、同10.0%営業減益、同9.4%経常減益、同15.5%最終増益だった。IT・デジタル機器関連向け電子部品実装装置の需要減少などで減額修正したが、増収を確保した。純利益はタイ現地法人の増資に伴う負ののれん益計上も寄与した。
今期(14年3月期)連結業績見通しについては売上高が前期比1.4%増の1300億円、営業利益が同0.2%増の46億円、経常利益が同2.5%減の48億円、純利益が同1.7%減の30億円としている。IT・デジタル機器関連向けにやや不透明感を残しているが、海外を中心に自動車関連向けの需要が好調な見込みである。円安メリットも寄与するだろう。配当予想は前期と同額の年間15円(第2四半期末7円、期末8円)とした。
5月10日に新経営計画「AIM2015」を発表した。グローバルビジネスの積極展開などにより、最終年度の16年3月期の売上高1550億円、営業利益57億円、経常利益59億円、純利益37億円を目標値として掲げている。
株価の動きを見ると、3月21日の戻り高値538円後は上げ一服の展開となり、概ね450円~500円近辺のレンジで推移している。ただし足元では5月20日に498円まで上昇してレンジ上限に接近した。5月20日の終値491円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS56円73銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.1%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS545円78銭で算出)は0.9倍近辺である。
日足チャートで見ると5月20日の急反発で25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発の形となった。レンジ上放れのタイミングが接近しているようだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【アナリストの眼】東洋建設の今期は連続大幅増益、震災復興関連の港湾インフラ工事本格化、株価300円固まる(2013/05/20)
・【狙い場・買い場】アルプスは窓埋め終了から割り負け訂正で上値トライに弾み(2013/05/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
