メガバンクの動向に注目、次第に選別物色の動きへ/オープニングコメント

2013年5月16日 10:44

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記事提供元:フィスコ

[オープニングコメント]

08:04JST メガバンクの動向に注目、次第に選別物色の動きへ

 15日の米国株式相場は、予想を上回る住宅関連指数や小売企業の好決算が好感され、ダウ、S&P500指数が史上最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大証比95円高の15185円。16日の東京市場は米株高の流れを引き継ぎ、買い優勢の相場展開になろう。

 ただし、買い一巡後はこう着感が強まる可能性が大きい。また、15日の東京市場では日経平均は2008年1月4日以来の15000円を回復したが、東証1部の騰落銘柄は値下がり数が全体の6割近くを占めていた。TOPIXコア30の上昇率が日経平均、TOPIXを上回るなど、輸出関連などの主力大型株主導の相場展開だった。

 また、決算が本格化しているため、決算内容によって上昇・下落いずれも大きくトレンドが出やすく、結果を見極めたいムードもある。コア銘柄のほか、決算を手掛かりとした物色が続くとみられるが、次第に選別の動きが強まりそうである。

 物色としては決算発表が通過したメガバンクに注目。三菱UFJ<8306>など3メガ銀行の2013年3月期決算は、連結最終利益の合計が2.2兆円と12年3月期に比べ11%増えた。また、3メガ銀は今後、農業や再生可能エネルギー、次世代インフラ整備など成長産業への融資を伸ばす考えが伝えられており、関連するテーマ株への物色も意識されよう。そのほか、決算を手掛かりとした個別対応になりそうだ。

 なお、15日のNY市場はダウ平均が60.44ドル高の15275.69、ナスダックが9.01ポイント高の3471.62。ADRの日本株はトヨタ<7203>、三井住友<8316>、キヤノン<7751>、野村HD<8604>、ブリヂストン<5108>、富士重<7270>など、対東証比較(1ドル102.27円換算)で全般堅調だった。

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