トヨタ紡織など、パキスタンで自動車部品を合弁生産へ

2013年5月10日 11:52

印刷

 トヨタ紡織は9日、パキスタンの自動車部品メーカーであるタール(Thal Limited)、豊田通商の3社で、自動車部品を生産する合弁会社をパキスタンに設立することに合意したと発表した。新会社「THAL BOSHOKU PAKISTAN (PRIVATE) LIMITED(タール紡織パキスタン)」は、トヨタ紡織グループにとってパキスタンにおける初めての生産拠点となる。

 トヨタ紡織は、これまでタイをはじめとする各国でパキスタンに供給するシートフレーム構成部品やエアクリーナーを生産してきた。その工程の一部をタール社の工場を活用する新会社に移管し、2014年7月より生産を開始する。将来的にはシート組立をはじめとする事業拡大を目指す。

関連記事