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横浜ゴム、米国にトラック・バス用タイヤ工場建設へ 約290億円を投資
横浜ゴムは、米国にトラック・バス(TB)用タイヤ工場を建設する。年間生産能力100万本の工場を建設する計画で、設備投資額は3億ドル(約290億円)。今年9月までに着工し、2015年10月からの生産開始を予定している。工場建設予定地をミシシッピ州ウエストポイントに申請している。
北米市場(米国、カナダ)において、ヨコハマブランドのTB用タイヤはリトレッド更生性能(再利用性能)、燃費性能に優れることから高い評価を得ている。横浜ゴムは北米市場に対し、米国にあるTB用タイヤ生産専門の合弁会社GTYタイヤカンパニーと、日本やタイからの輸出によって対応してきたが、益々増加する需要に対応すると共に地産地消体制をさらに強化するためには新工場建設が必要と判断した。
新工場は500エーカーを越える土地に建設される予定。横浜ゴムは新工場建設を同地活用全体計画の第1フェーズと考えており、将来的には事業拡大に応じ、事業規模を4倍程度まで拡大することも視野に入れている。
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