古河電工、メキシコに自動車部品会社を設立

2013年4月30日 14:22

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 古河電気工業は30日、メキシコ・グアナファト州に自動車部品会社を設立すると発表した。新会社はメキシコの日系自動車メーカー向けにワイヤーハーネス(組み電線)を製造・販売し、2016年度には売上高約50億円を見込む。今後は安全装置の一環であるエアバッグ用のステアリング・ロール・コネクタ(SRC)等をはじめとする自動車部品の販売も視野に入れて事業を拡大していく。

 古河電工の北米におけるワイヤーハーネス事業では、日系カーメーカーからの受注が拡大しており、なかでも近年日系カーメーカーのメキシコ進出・生産拡大に伴い、特にメキシコ法人からの受注が増加している。新会社は、ワイヤーハーネスを中心にメキシコ市場、さらにはワイヤーハーネスを含む自動車部品全般においてメキシコの特恵関税制度を活用して南米・欧州市場への商圏拡大も目指す。

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