【アナリストの眼】C&Gシステムズは円安と北米自動車好調が追い風、11年2月以来の200円へ

2013年4月26日 09:28

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  金型用CAD/CAMシステムのC&Gシステムズ <6633> (JQS)に注目したい。株価はボックスレンジから上放れの動きを強めている。11年2月以来の200円台が視野に入る可能性もありそうだ。

  金型用CAD/CAMシステム事業を主力として、北米での金型製造事業も展開している。またアセアン地区における拠点政策の一環としてインドネシアに駐在員事務所を開設した。現地法人化や現地企業との提携も視野に入れている模様だ。今期(13年12月期)連結業績見通しは売上高が前期比1.2%減の33億46百万円、営業利益が同10.4%増の1億73百万円、経常利益が同5.0%減の1億84百万円、純利益が同5.8%減の1億32百万円としている。CAD/CAMシステム事業は国内が堅調に推移する模様だが、金型製造事業は減収見込みとしている。しかし、想定為替レートを1米ドル=78円としているため、円安進行メリットが上振れ要因となりそうだ。北米自動車市場の好調も追い風だろう。

  株価の動きを見ると、概ね140円~160円近辺でのボックス展開だが、徐々に水準を切り上げて足元ではレンジ上限に到達している。また4月9日に164円、4月22日に162円を付けるなど、レンジ上放れの動きも強めている。4月25日の終値159円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS12円01銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は3.2%近辺、実績PBR(前期実績のBPS197円08銭で算出)は0.8倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を回復して上伸し、徐々に水準を切り上げる動きのようだ。指標面に割安感があり、円安メリットも考慮すれば出遅れ感も強いだけに、ボックスレンジから上放れて一段高の可能性があるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【アナリストの眼】クリナップは住宅着工・リフォームを背景としてシステムキッチン、システムバスが好調、5月8日の決算に期待、株価出番接近(2009/04/22)
【編集長の視点】トーエネックは安値水準から急反発、通期業績上方修正で電気工事株に下げ過ぎ訂正買いが波及(2009/04/22)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事