【銘柄フラッシュ】タカラバイオやアイサンテクノが急伸し三菱自動車は20%高

2013年4月24日 16:34

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  24日後場は、三菱自動車 <7211> が何と20.0%高の急伸となり、前場の業績予想の増額発表を好感して戻り高値。出来高トップ。14時に増額を発表したタムラ製作所 <6768> も急反応となり、7.2%高で高値更新。タカラバイオ <4974> (東マ)は昼のNHKニュースなどで京都大の「iPS細胞」に関する成果が伝えられて一段高の26.3%高となり、大引けは所属市場の値上がり率1位。日本株全体を買う感覚の買いが日経平均の先物に入ったとされ、連動性の強いソフトバンク <9984> は4.2%高の戻り高値、各業種の代表各は軒並み高くなり、武田薬品工業 <4502> は3.6%高の高値更新。

  新興市場は好業績株や材料株にストップ高が続出し、東証マザーズ指数は5年4カ月ぶりに800ポイント台を回復。後場はDNAチップ研究所 <2397> (東マ)が20.3%ストップ高、創薬のメディビックグループ <2369> (東マ)も27.8%ストップ高、測量・土木ソフトのアイサンテクノロジー <4667> (JQS)も34.3%ストップ高。うまく乗れば「入れ食い」状態とか。

  米アップル社の決算は減益となったものの、予想ほどではないとの見方が優勢のようで、主要取引先とされるミツミ電機 <6767> は4.9%高、日東電工 <6988> は戻り高値の2.1%高、フォスター電機 <6794> は3.1%高となり出直り拡大。ソフトバンク <9984> は4.2%高となって戻り高値。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続いて資格取得講座のTAC <4319> となり業績予想の増額発表を好感し25.4%ストップ高、2位にはソフトバンク・テクノロジー <4726> の24.1%高が入り低PER妙味など言われたが16時に3月決算を発表、3位にはISID <4812> の23.0%高が入り前引け後に業績予想の増額を発表し急伸となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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