三井化学、韓国でポリプロピレン触媒プラントの営業運転を開始

2013年4月8日 13:07

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 三井化学は8日、ロッテケミカル(本社:韓国ソウル市)との折半出資により設立したロッテ三井化学において、今年4月からポリプロピレン触媒プラントの営業運転を開始したと発表した。

 ロッテ三井化学は、三井化学の高いポリプロピレン触媒製造技術を用いて、ロッテケミカルが韓国・麗水に所有する石化工場内において、自動車や家電などに幅広く使用されているポリプロピレンを生産するための触媒を製造する。

 三井化学は、化学産業のキーテクノロジーである触媒の研究開発に注力しており、高い技術力により開発した触媒を自社の各種製品の生産に使用するほか、触媒自体の製造・販売をコア事業の一つとしている。今回の営業運転開始は、課題であったポリプロピレン触媒のグローバルな生産体制確立のための重要な一歩となる。

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