【株式評論家の視点】OKIは構造的な変革が結実期を迎える、プリンタは今期黒字転換

2013年4月4日 12:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  OKI <6703> が4月3日に124円まで買われ、2月6日の高値122円を更新してきた。3月28日にプリンタ事業の中期経営方針と目標を発表、収益性あるOKI中核事業として再生することが明らかになり、以後次第に見直し人気が高まってきているもの。

  プリンタ事業は環境変化への対応が遅れ、収益力が悪化していたが、プリンタは同社のソリューション提供にとって重要な商品と位置づけ、ATM・発券端末などの海外市場開拓における橋頭堡として欠かせないとして、本格的な改革に着手している。

  LED方式の特長を活かした高付加価値商品を投入するほか、固定費の削減や、設計・調達改革によるモノづくり強化やマネジメント体制の見直しなどを行うことにより、前2013年3月期で10億円の損失だったプリンタ事業の営業利益を今2014年3月期には40億円の黒字に転換、中期計画の最終年度2016年3月期には100億円にまで引き上げる計画だ。

  現在、2014年3月期を最終年度とする中期経営計画を推進中だが、その骨子は「ソリューション&サービス」「メカトロシステム」「プリンタ」「EMS」の4分野へ経営リソースを集中するというもの。「メカトロシステム」では中国向けATMが好調なほか、「ソリューション&サービス」も官公庁向け案件などが堅調で、中期計画の今期営業利益220億円(2012年3月期118億円)についてはアナリスト筋は達成可能と見ているようだ。

  エレクトロニクス関連株の中では他社に先駆けて収益構造が変化してきた好実態への見直しはこれから本格化することになりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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