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【注目銘柄】戸建て住宅分譲の三栄建築設計は金融緩和などが追い風、関西エリア進出も好感して株価は上値試す展開
<業績&株価分析>
三栄建築設計 <3228> に注目したい。首都圏で戸建て住宅分譲を主力としてマンション分譲も展開している。さらに関西エリアにも進出する方針だ。金融緩和メリットや消費増税前駆け込み需要が支援材料であり、株価は上値を試す展開が期待されるだろう。
3月26日、関西エリアで建設事業を展開するシード <1739> を連結子会社とするため資本業務提携契約を締結し、TOBと第三者割当増資引き受けを実施すると発表した。関西エリアにおける戸建て住宅分譲事業に参入する方針だ。また同日、今期(13年8月期)第2四半期累計(12年9月~13年2月期)連結業績の増額修正を発表した。販売価格が上昇して売上総利益率が想定以上に改善した模様であり、前回予想に対して売上高を2億25百万円、営業利益を2億68百万円、経常利益を3億36百万円、純利益を2億43百万円それぞれ増額した。
通期連結業績見通し(連結決算初年度)については、シードを連結子会社化することの影響を精査するとして前回予想を据え置き、売上高が571億77百万円、営業利益が60億78百万円、経常利益が55億74百万円、純利益が30億66百万円としている。堅調な住宅需要に加えて、事業エリア拡大、マンション分譲事業、2×4工法による戸建て住宅分譲も寄与する模様だ。第1四半期(9~11月期)の販売件数は戸建て分譲が152件、マンション分譲が16件だった。前年同期の個別ベースでの販売件数146件との比較で見ると概ね好調に推移している模様だ。一段の金融緩和強化、消費増税前駆け込み需要、住宅ローン減税措置延長などが追い風となり好業績が期待されるだろう。
株価の動きを見ると、水準を切り上げる展開が続いている。3月27日にはシードに対するTOBや第2四半期累計の増額修正も好感して1110円まで上値を伸ばし、12年1月の高値1140円に接近した。足元は地合い悪化の影響も受けて反落し、4月2日には寄り付きで924円を付けたが、終値では前日比プラス圏に浮上して強さを見せている。金融緩和強化や消費増税前駆け込み需要に対する期待感に変化はないだろう。4月2日の終値996円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS144円51銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間19円50銭で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期個別ベースの実績BPS723円26銭で算出)は1.4倍近辺である。
4月2日の終値が前日比プラス圏に浮上し、日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線をサポートラインとして確認する形となった。指標面では依然として低PERであり、金融緩和強化や消費増税前駆け込み需要を材料視して上値を試す展開が期待される。12年1月の高値1140円は射程圏だろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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