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【注目銘柄】ティー・ワイ・オーは収益構造が改善、TV-CM制作の強さ発揮で株価割安
ティー・ワイ・オー<4358>(JQS)に注目したい。TV-CM制作事業を主力として、WEB広告などのマーケティング・コミュニケーション事業も展開している。不採算の海外子会社の連結除外が完了して収益構造が改善し、株価は好業績見通しを評価する形で水準を切り上げている。
3月13日発表の今期(13年7月期)第2四半期累計(12年8月~13年1月期)連結業績は、売上高が前年同期比4.7%増、営業利益が同5.9%増、経常利益が同55.3%増、純利益が同3.7倍だった。不採算の海外子会社の連結除外が減収要因だったが、主力のTV-CM制作事業の好調が牽引した。また営業外費用のシンジケートローン手数料減少が寄与して、経常利益と純利益は大幅増益だった。
通期の見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比3.5%増の250億円、営業利益が同10.5%増の16億円、経常利益が同28.0%増の14億円、純利益が同37.5%減の7億円としている。純利益は繰延税金資産計上効果が一巡して減益見込みだが、TV-CM制作事業が堅調であり、不採算の海外子会社の連結除外や、収益管理徹底などの施策も寄与して営業損益が改善する見込みだ。デルフィスとの合弁による新興国地域での日系企業に対する広告サポート事業も期待されるだろう。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.5%、営業利益が51.1%、経常利益が53.9%、純利益が67.4%と概ね順調な水準である。景気が回復傾向を強めていることを考慮すれば、通期上振れの可能性があるだろう。
株価の動きを見ると、2月4日に134円を付けた後に一旦は反落して2月15日の111円まで調整する場面があったが、すぐに切り返して3月11日には戻り高値となる136円まで上値を伸ばした。今期好業績見通しを評価する動きだろう。3月27日の終値129円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS11円72銭で算出)は11倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2円で算出)は1.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS58円32銭で算出)は2.2倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げている。上昇トレンドの形だろう。月足チャートで見ても底練りから脱してトレンド好転の動きを強めている。収益構造の改善を評価して、短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待されるだろう。08年9月の138円は射程圏であり、08年8月の157円が視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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