【注目銘柄】トレジャー・ファクトリーの前2月期は上振れの可能性、今期も好調見通し

2013年3月27日 09:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東マ)に注目したい。関東圏を中心に、総合リユースショップや服飾専門リユースショップを直営とFCで展開している。前期(13年2月期)業績に上振れの可能性があり、好業績を評価して株価は12年8月の戻り高値を突破する動きを強めている。

 前期の業績(非連結)見通しについては、売上高が前々期比14.2%増の82億31百万円、営業利益が同7.1%増の6億11百万円、経常利益が同3.7%増の6億17百万円、純利益が同14.7%増の3億39百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が71.4%、営業利益が82.2%、経常利益が82.7%、純利益が84.7%と高水準だったため上振れの期待が高まっている。月次の売上動向(前年比、速報値、FC除く)を見ると、13年2月は全店が104.5%、既存店が96.3%だった。2月は閏年だった前年に比べて営業日数が1日減少したことが影響した模様だが、12年3月~13年2月累計で見ると全店が110.7%、既存店が100.9%であり、好調を維持している模様だ。

 今期(14年2月期)についても、リユース市場の拡大が追い風であり、出店エリア拡大と新規出店加速の効果に加えて、原価率の高い業者仕入れ抑制や値下げ販売抑制などで売上総利益率が改善傾向を強めているため、収益拡大が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、年初に1000円台を回復して出直り歩調の展開である。3月25日には1239円まで上昇して12年8月の戻り高値1258円に接近した。好業績見通しを評価する動きだろう。3月26日の終値1215円を指標面で見ると、前期推定PER(会社予想のEPS123円50銭で算出)は9~10倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前々期実績のBPS630円60銭で算出)は1.9倍近辺となる。

 日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドを継続している。12年8月の戻り高値1258円は射程圏であり、これを突破して上値追いの展開が期待されそうだ。4月12日予定の前期決算発表が接近して思惑が広がる可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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