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IHI、ベトナムに初の自社工場を建設 橋梁などの加工能力を増強
位置図(画像:IHI)[写真拡大]
IHIは25日、ベトナムのハイフォン市ディンブー工業団地に工場建設用地を確保してIHI INFRASTRUCTURE ASIA CO.,Ltd.(本社:ベトナム・ハイフォン市、以下IIA)の新工場を建設し、内陸部よりの現リース工場(ベトナム北部、ハイフォン市)から移転すると発表した。なお、同新工場はIHIグループとしてベトナムで初めての自社工場となる。
近年東南アジアではインフラ開発が進んでおり、需要の増加が見込まれている。そのため、IIAの現リース工場の能力および内陸地という立地では需要増加への対応が困難となることが予想されるため、今回沿岸部であるディンブー工業団地に移転することを決定した。
新工場は、2014年上期より、まずは橋梁や火力発電所向けボイラー付帯設備をはじめとした鋼構造物の生産を開始する。2015年上期に建設機械をはじめとした機械加工およびコンクリート製品の製作生産能力の増強が完了する予定で、東南アジアにおける生産拠点としての役割を担う。
IHIは、ベトナムをはじめインフラ需要が拡大する東南アジアを注力市場と位置付けており、据付け現地に近いメリットを活かすと共に競争力の高い製品を提供すべく、IIAを通じて積極的な海外展開を図っていく方針。
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