【編集長の視点】丹青社は高値肉薄、ディスプレー株はもう一つの「資産効果」関連株人気で軒並み買い増勢

2013年3月25日 10:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<マーケットトーク>

  丹青社 <9743> は、7円高の365円と3営業日続伸して始まり、今年3月4日につけた昨年来高値396円に肉薄している。今年3月15日に発表した1月期の好決算を見直し値ごろ妙味のある内需割安株として買い増勢となっているもので、株高を背景にした「資産効果」関連株人気も後押しをしている。

  「資産効果」は、昨年11月14日以来の日経平均株価の46%高で大きくリターンを享受して消費マインドが好転、高額商品を中心に個人消費が回復したことで百貨店株が揃って昨年来高値を更新するなど関連株買いが盛り上がっている。ディスプレー株は、この百貨店や大型商業施設向けに店舗のデザインや店舗改装などを担当、関連株の一角として業績も好転している。

  同社株のほか、ディスプレー株は、ラックランド <9612> (東2)が、前週末比変わらずの610円で寄り付き今年3月19日につけた昨年来高値614円を窺い、スペース <9622> が、10円高の808円と続伸して昨年11月2日につけた昨年来高値800円を更新したあともみ合い、乃村工藝社 <9716> は、11円高の500円と急反発して前週末22日ザラ場につけた昨年来高値504円に肉薄するなど軒並み高となっている。

  丹青社の1月期決算は、前期純利益が、今年3月1日の上方修正通りに前々期比2.0倍とV字回復し、配当も、6円(前々期実績4円)と増配幅を拡大した。小売業の店舗投資や企業の販促投資が回復してきているなか、「渋谷ヒカリエ」などの大型商業施設の開業や百貨店の改装、アミューズメント施設の新改装需要を取り込み、採算性向上を図ったことなどが要因となった。今期業績も続伸、純利益を12億5000万円(前期比8%増)と見込んでいる。

  株価は、昨年12月の好業績観測報道で300円台に乗せ、前期第3四半期の好決算で上値を伸ばし、前期業績の上方修正で昨年来高値を更新した。PERは7倍台、PBRも0.8倍となお割安であり、高値抜け後は2011年3月高値509円が次の上値メドとなろう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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