楽天とエコ配が資本業務提携、東京における配送サービスで協業

2013年3月8日 12:10

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 楽天と、東京・名古屋・大阪の三大都市圏でエコロジー&エコノミーな宅配サービスを提供する株式会社エコ配は8日、資本業務提携を行うと発表した。楽天がエコ配の株式を取得するとともに、東京都内の楽天の配送サービスにおいて一部協業を開始する。同株式取得により、楽天はエコ配の株式15%を保有する株主となる。

 エコ配は、エコロジー&エコノミーな宅配便サービスを提供する運送事業者として、「ほぼ人力」なリヤカー付自転車を用いた配送や、電気自動車を用いた配送方法の採用、カーボンオフセットの実施により、二酸化炭素をはじめとする温暖化ガス排出を徹底的に抑えた低価格の配送サービスを展開している。東京・名古屋・大阪の三大都市圏において30を超える配送拠点のネットワーク体制で運営し、主要都市間での翌日配送が可能となっている。顧客数も10万社を誇り、月間取扱荷物数も100万個を突破するなど、2007年の創業以来、飛躍的成長を続けている。

 今回楽天によるエコ配への出資に伴い、第一弾として「楽天マート」の東京における配送体制の強化のための協業を開始した。加えて、エコ配が強みを持つ事業者向け集配サービスにおいても協力して取り組む。また、エコ配が事業を展開する他の大都市圏における連携も検討しているという。

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