【今日の言葉】TPPで占うアベノミクスの見通し

2013年2月24日 08:46

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  『TPPで占うアベノミクスの見通し』=安倍総理の帰国でTPP(環太平洋戦略経済連携協定)の国内議論がヤマ場を迎える。

  日米共同声明で、「一方的に全ての関税撤廃をあらかじめ約束を求めない」ということとなったことで、恐らく、週明けの日本のマーケットはTPP交渉の下地が整ってきたとして好感するものとみられる。なぜなら、約3600社の上場企業の内訳をみれば、TPPの影響が大きいとみられている農林業、水産業などコード番号1000番台は少ない。圧倒的にモノ作りの産業の銘柄が多いからだ。

  モノ作り産業にとっては、関税がなくなれば輸出面における効果が大きい。もちろん、マーケットと国民生活は別のことと、国民の間にもTPP反対の声は高まることも予想される。アベノミクスが前進か、後退か注目されるところに来たようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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