【狙い場・買い場】イーブックイニシアティブ、電子書籍のコンテンツ一段と充実

2013年1月31日 14:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  イーブックイニシアティブジャパン <3658> (東マ)は、漫画を中心とする電子書籍配信・提供事業を展開している。株価はやや調整局面だが、コンテンツが一段と充実し、今期(13年1月期)業績の上振れや中期的な収益拡大に対する期待感は強い。

  今期業績(非連結)見通しは、売上高が前期比36.0%増の29億60百万円、営業利益が同13.2%増の3億50百万円、経常利益が同18.6%増の3億50百万円、純利益が同45.0%減の2億05百万円としている。新規登録会員数は伸び悩みの模様だが、配信冊数増加などで増収営業増益の見込みである。12月5日発表の第3四半期累計(2~10月期)業績は、モバイル向け電子書籍配信が牽引して前年同期比39.8%増収、同26.2%営業増益と好調だった。通期予想に対する進捗率も、売上高が71.6%。営業利益が93.2%、経常利益が93.2%、純利益が89.3%と高水準である。第4四半期(11月~1月期)に販促費を積極投入する模様だが、通期上振れの期待が高まっている。

  また13年1月以降には、オリジナルの液晶汎用タブレット端末を発売する予定である。集英社や少年画報社のコミック新規リリースなどコンテンツ充実も加速させており、来期(14年1月期)も収益拡大が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、昨年11月21日の高値1960円から反落してやや調整局面だったが、1400円近辺から反発して調整一巡感を強め、足元では1500円~1600円近辺に戻している。1月30日の終値1545円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想EPS51円20銭で算出)は30倍近辺、実績PBR(前期実績に株式分割考慮したBPS194円06銭で算出)は8倍近辺となる。

  日足チャートで見ると25日移動平均線近辺で調整局面だが、週足チャートで見ると26週移動平均線がサポートラインのようだ。市場全体で電子書籍関連の人気がやや沈静化しているが、中期的な収益拡大期待が強いだけに、調整一巡して上値を試す可能性があるだろう(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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