【狙い場・買い場】大和小田急建設、「下ヒゲ線」で底打ち、好業績

2013年1月22日 09:45

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  中堅ゼネコンの大和小田急建設 <1834> に注目したい。株価は急騰後の短期調整局面だが、老朽化インフラの補修・更新、大型補正予算など安倍晋三内閣による積極的な財政出動政策を支援材料として、上値を追う可能性があるだろう。

  今期(13年3月期)連結業績見通しについては、売上高が前期比2.8%増の640億円、営業利益が同2.8倍の7.8億円、経常利益が同2.9倍の6.8億円、純利益が同13.8%増の3.6億円としている。大和ハウス工業 <1925> や小田急電鉄 <9007> の案件を中心として受注高が大幅に増加し、営業損益も改善する見込みだ。第2四半期累計(4~9月期)は一部工事の着工遅れや一部販売不動産の売却遅れなどがマイナス要因となって計画を下回ったが、四半期別に見れば第2四半期(7~9月期)の営業損益は大幅に改善しており、下期も営業損益の改善が期待されるだろう。

  株価の動きを見ると、10月30日の143円をボトムとして急反発した。その後は安倍晋三内閣の積極的な財政出動政策が支援材料となり、1月10日の258円まで急騰した。足元は急騰の反動で上げ一服の展開だが、戻り高値圏の概ね210円~230円近辺で推移している。21日の終値220円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円58銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS521円84銭で算出)は0.4倍近辺となる。

  週足チャートで見るとやや過熱感を残しているようだが、日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して短期的な過熱感は解消された。とくに、21日の日足は「下ヒゲ線」の底打ちとなった。強基調を維持しており、短期調整が一巡して上値追いが期待されるだろう。10年4月以来となる300円台も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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