【銘柄フラッシュ】日本化成などが急伸しソニーも高くGSユアサは持ち直す

2013年1月21日 16:24

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 21日後場は、明日の日銀総裁の会見を待つ様子となり、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> が2.3%安など、大手銀行株が前場に続いて模様ながめ。トヨタ自動車 <7203> は軟調0.5%安など、自動車株も総じて軟調。キヤノン <7751> も0.6%安。

 一方、材料株は活況高となり、セイコーホールディングス <8050> は東京・銀座の保有地を材料に急伸したまま値を保ち20.9%高、東宝不動産 <8833> は6.9%高の一段高で2008年来の800円台。

 ソニー <6758> は終盤は上げ一服となったものの、11月以降の相場での出遅れ感や低PBRなどがいわれて売買代金1位の活況となり3.3%高で連日の戻り高値。

 ボーイング787型機のバッテリー製造元のジーエス・ユアサ コーポレーション <6674> は、昼のニュースで監督官庁が工場に立ち入り検査と伝えられたため、後場寄り後に下押したものの、大引けは1.0%高となり2日続けて小幅高。

 東証1部の値上がり率1位は繊維商社のGSIクレオス <8101> となり軽量株妙味が強くナノ・チューブ技術やPER割安感などがいわれて2008年9月以来の高値、2位はミヨシ油脂 <4404> の37.6%ストップ高となり前週末に続いて低PBRや円安による製品値上げの期待がいわれて連日急伸、3位は井筒屋 <8260> の32.3%ストップ高となり月初に業績予想を増額修正し手から動意を強め株価2ケタから3ケタに変わる妙味を強めて騰勢再燃、4位には日本化成 <4007> の30.1%高が入り仕手性強く低位株物色とされて昨年来高値の30.1%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【海外比率の高い銘柄】三井海洋開発、マブチモーター、ヤマハ発動機など(2013/01/19)
【相場熟者が答える投資相談】日本航空、全日空は一旦、売却して成り行きを見守るところ(2013/01/19)
【狙い場・買い場】ブリヂストンはもみ合い離脱型の再騰に発展する可能性(2013/01/19)
円安を巡る思惑展開へ=犬丸正寛の相場展望(2013/01/18)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事