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【アナリストの眼】<トップに聞く>コムチュア向浩一会長に聞く
■グループウェアソリューション事業など4本柱経営、今期大幅増益
システム構築・運用サービス事業を展開するコムチュア <3844> (東2)の業績見通しと中期事業戦略について、向浩一・代表取締役会長CEOに聞いた。
グループウェアソリューション事業、ERP(基幹業務システム)ソリューション事業、Webソリューション事業、ネットワーク運用サービス事業を4本柱として事業展開し、テクノレップス・ジャパンの株式譲受(12年1月)などM&Aも活用して業容を拡大している。特に、米セールスフォース・ドットコムと連携したクラウドサービス関連や、モバイル関連が急成長している。向浩一・代表取締役会長CEOは「クラウド関連やモバイル関連の市場成長を見越して、中期経営ビジョンに『クラウド時代をコラボレーションでリードするコムチュア』を掲げ、いち早く技術革新への対応に取り組んできた成果」としている。
今期(13年3月期)連結業績見通しについては7月27日に増額修正を発表し、売上高が前期比26.7%増の70億円、営業利益が同51.2%増の7億円、経常利益が同42.9%増の7億円、純利益が同68.0%増の4億27百万円としている。クラウド関連やモバイル関連の好調が牽引し、高付加価値化、生産性向上、テクノレップス・ジャパンの連結なども寄与して大幅増収増益の見込みである。第2四半期累計(4~9月期)は2度の増額修正で前年同期比39.6%増収、同3.1倍営業増益となり、通期予想に対する進捗率は売上高が47.9%、営業利益が51.6%、経常利益が52.2%、純利益が52.2%と順調な水準だった。さらに、向浩一・代表取締役会長CEOは「市場拡大も追い風として、クラウド関連およびモバイル関連が下期も計画以上に好調」としており、通期業績見通しについても再増額の可能性が高まっている。
■中期経営計画は前倒しで達成へ、株価割安
また、現在の中期経営計画(12年3月期~15年3月期)の目標値を前倒しで達成する見通しとなったため、新しい中期経営計画を策定中で、早ければ今期中に発表する模様だ。向浩一・代表取締役会長CEOは「クラウド関連とモバイル関連を重点分野として、他社とのコラボレーション戦略推進で成長スピードを加速する」とし、さらに「具体的な経営目標数値については現在検討中だが、売上高100億円は視野に入っているため、中期的には売上高200億円、配当性向30%以上を目標としたい」としている。中期的に収益拡大基調が期待されるだろう。
株価の動き(12年11月16日付で東証2部に上場し、JQSは13年1月5日付で上場廃止)を見ると、12月25日に903円まで調整する場面があったが、急反発して足元は1100円近辺に戻している。12月28日には東証2部市場での高値となる1149円まで上昇する場面があり、さらに1月9日には1121円、15日には1126円まで上昇している。短期調整が一巡して今期好業績見通しを再評価する動きのようだ。15日の終値1091円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS81円33銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間22円で算出)は2.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS452円10銭で算出)は2.4倍近辺となる。
日足チャートで見ると、900近辺の安値圏から売買高を伴って急反発し、東証2部市場での高値を更新した。短期調整が一巡して強基調に転換した形だろう。1月下旬予定の第3四半期累計(4~12月期)業績発表が接近しており、通期業績見通し再増額の可能性も支援材料に上値を切り上げる展開が期待されるだろう。JQSで付けた昨年11月7日の戻り高値1343円も視野に入りそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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