【編集長の視点】高値更新ファーストリテイ、上方修正で売方の買い戻しに上値余地

2013年1月11日 10:51

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  ファーストリテイリング <9983> は、960円高の2万3520円と3日ぶりに急反発し、今年1月8日につけた昨年来高値2万2950円を更新している。前日10日大引け後に今8月期第1四半期(1Q)決算の開示とともに、今期第2四半期(2Q)累計・8月通期業績の上方修正を発表、売り方の買い戻しが先行し買い再燃となっている。

  業績修正のうち8月通期業績は、期初予想より売り上げを130億円、経常利益を40億円、純利益を25億円それぞれ引き上げ、純利益は、870億円(前期比21%増)と続伸して過去最高を更新するとともに、市場コンセンサスも30億円超上回る。

  1Q業績が、国内ユニクロ事業では、直営店舗を19店舗新規出店(閉店13店舗)し、11月以降に気温の低下で売り上げが回復し増収増益となり、海外ユニクロ事業でも、店舗純増数が55店舗となり大幅な増収増益となっており、1Q業績を踏まえて2Q累計・8月通期業績を上方修正した。

  株価は、今期純利益を連続の過去最高更新と予想したものの、市場コンセンサスを下回るとして1万5810円まで売られ、米国のプレミアム・デニムブランドの買収や、月次売上の連続プラスをテコに高値追いとなった。高値追いとともに信用売り残が積み上がり、信用倍率は0.45倍と大きく売り長となり逆日歩のつく好需給となっている。日経平均株価への寄与度の高い銘柄として先物取引も絡みなお上値を伸ばす展開が有力となる。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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